向上りとる的に

日常のなんとなくを少なくする ちょっとした向上心

長編小説と連続ドラマと時間

 

Youtube、ネット、地上波、BS、CATV、SNSそしてサブスク

娯楽の多様化のなかで、

読みたいけれど時間が・・・・長編小説

みたいけれど時間が・・・・・連続ドラマ

長編小説や連続ドラマは、短中編小説や映画 単発ドラマに比べ、とにかく時間がかかりますよね。かと言って中途半端にするとそれまで費やした時間が無駄になってしまう。それなら単中編小説や映画を最後までの方がよっぽどよい。時間的にも。満足感も。

連続ドラマは一話完結が最近主流だが、かといってドラマ全体としては、見逃したところがあると楽しめない場面がでてくる。例えば回想場面やキャストの変遷など全話みた方がより楽しめるのは確か。全話みないと気持ち悪い人、つまらなそうで途中でやめるぐらいなら、最初の一章や一話で思い切ってみるのをやめる人も結構多いのではないでしょうか?

 

実際長編小説、連続ドラマ(日本の場合)どのぐらいの時間がかかるのか自分なりに計算してみました。もちろん休憩などはいれてません。

 

長編小説は多くの出版社の基準によると原稿用紙300枚なので12万文字

成人の読書スピードは1分間500~600文字

600文字で計算すると、読み切るのに約33時間33分

 

日本連続ドラマ12話(1クール)の場合 

一話45分(動画サービスの場合)

全部見るのに9時間

1.2倍速でみれば7.5時間

海外ドラマは話数が多く、放送時間が長い場合があるので、この3倍ぐらいはかかる感覚。

 

この数字をどうみるか?時間から言えば日本の連続ドラマをみるほうが時間的にはコスパが良いといえるでしょう。

 

なぜ時間の差が出るか?小説の場合、状況説明や風景描写などに何ページも割く場合があるのに比べ、ドラマや映画の場合、一瞬で映し出されるから。

逆に言えば、想像力を働かせて楽しむのには映像は向いていない。

あまりそういったことに興味がない人では時間的には映像のほうがよいかも。

 

と言っておきながら、長編小説は名作が多く捨てがたい。哲学的な要素を含んだストーリは映像では表現できないことが多いから。

経験上ちまちま細切れに読むよりも、思い切って長編小説用の日を2~3日作ってしまった方が、読み切らないまでもゴールがみえてくるので、結果的に時間を無駄にしなくて済むような気がする。

 

ではまた。