向上りとる的に

日常のなんとなくを少なくする ちょっとした向上心

科学番組、雑誌をより楽しむためには

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私は文系人間である。理系の科目の専門的教育をうけていない。理系科目の成績は学生時代よくなかった。かと言って、科学が嫌いかといえば、そうではない。宇宙、時空、脳、生物の話などは好きである。へたな小説や美男美女恋愛ドラマよりかはおもしろい。科学は私にとってエンタメのひとつである。(悲しいかな職業にできない)

NHKの科学番組、NEWTONなどの雑誌などもよくみる。

ただ、ただである。なんとなくおもしろいというレベルにとどまることが多い。

いやほとんどだ。

なぜか?科学の基礎的素養がないのだ。つまり中学、高校レベルの知識が抜け落ちているとなんとなく面白いレベルになってしまうのだ。

逆に言えば、大部分のTVの科学番組や一般向けの科学雑誌はそれ以上の知識を要求していないように思われる。(放送大学や専門雑誌は別だけれども)

どうしてか?推測すると

TVの視聴率がさがるから。本や雑誌の売り上げが落ちるから。

じゃあ高校レベルの基礎的知識を身につけるにはどうすればよいのだろう。よく巷で売られている科学のやり直し本なども読んだりしてみたが、印象に残らない。特に緊急の必要性があるわけでもないし、試験勉強のために読んでいるわけではないから。

娯楽の一種として楽しみながらできたらいいのだが、読み物的な科学本なども内容が偏りすぎ。科学の基礎を網羅的に、そこそこまじめで気軽に学べるものはないか探していたところ、見つけた。

それは、

NHK高校講座である。ネットで一年分まとめて視聴可能

ただ娯楽感覚でみればよいのである。

高校の内容をほぼ網羅 

科目は物理、化学、生物、地学、全てあり。MCはタレントを起用

実験風景を写真ではなく動画でみれる。

今年度の放送でなく、ライブラリー(昨年度の分)は一年分全部あるので、それを娯楽としてドラマみたいに一気にみるだけ、不明点はその場でちょっとだけネット検索。

その程度でよいのある。別に覚えなくてもよい。試験目的ではないのだから。

はっきりいって下手なクイズ番組よりためになる。

まとまりのある系統的知識が増えていく喜びがある。(おいおい、学生の時に勉強しとけよ)

それだけでも今後科学番組等をみるときに、なんとなく理解が少し減っていく。なんとなくが減っていけば、無駄な時間を過ごしてしまった感覚が減っていく。

NHKの宇宙の歴史や地球の歴史的なスペシャル番組でも、例えば、化学の元素や生物の細胞の基礎的知識が頭の片隅にでもあれば、より楽しめる。最高級のエンタメになる。

 私と似たような人は一度試してみては、いかがでしょうか?

NHKが嫌いな人はごめんなさい。